弊社は、2006年3月31日にAGCグループの一員となり、2007年1月1日よりAGCマイクロガラス株式会社と社名変更し、ガラスレンズの分野で世界最高水準の素材・部材をお客様に安定して提供することで社会に貢献することを使命として事業に取り組んでおります。

さらに2008年1月よりAGCグループの成長戦略の一つである、エレクトロ二クス＆エネルギー関連事業の一員となった、マイクロガラス部の技術開発、生産、品質保証の中核を担う製造会社として位置づけられました。

AGCグループビジョンLook Beyondの精神である「将来を見据え」、「自らの領域を超えた視点を持ち」、「現状に満足せず飽くなき革新を追求」し、社会からの信頼を得て企業価値を向上させることを基本理念として共有し、ミッションを完遂するべく従業員一同一丸となって一層努力し続けて参りたいと思います。

弊社のガラスレンズ事業を取り巻く環境は、デジタルカメラなどの市場では、より軽く、薄く、画像の美しさ、ワイド、ズームといったさまざまな付加価値の期待に対し、高付加価値のガラスおよび高精度な非球面ガラスレンズの技術が求められています。また、高機能部品である非球面ガラスレンズの需要は、通信・車載用レンズなど利用範囲がさらに拡大すると見込まれます。

このような事業環境の下、AGCマイクロガラス株式会社は、独自開発のモールド成型技術と、超精密な金型加工技術を駆使し、プレス成形による高品質の非球面ガラスレンズの生産を行って参りましたが、これまで培ってきた独自技術、AGCグループのコア技術に加えて、今後の技術開発を進めて融合・発展させ、試作から量産まで高品質で安定した製品供給をすべく、これからも積極的に取組んでまいります。

またAGC株式会社、AGCマイクロガラスタイランド株式会社のAGCのマイクロガラス事業関連企業やAGCグループ企業と密接な連携をとることにより、お客様へご提供できる価値の範囲を広げていきたいと考えております。

皆様のご期待、ご要望にお応えすべく大きな成長に向かって邁進する所存でございますので、皆様方のご指導・ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。